歯医者にはクリアアライナーという矯正方法もある

歯列矯正

一昔前の歯列矯正は歯につけたブラケットなどが目立ってしまう方法が一般的でしたが、現在では周囲に矯正中と気づかれにくいマウスピースを使った方法を選ぶ人が増えて来ました。
最近注目が高まっているクリアアライナーと呼ばれる方法も透明なマウスピースを使った歯列矯正で、同じマウスピース矯正で人気のインビザラインとの違いや共通点、費用について話題に上るようになっています。
形状としては歯だけを覆うインビザラインに対して、クリアアライナーは歯茎と上顎の3分の1ほどを覆うという違いがあります。
双方共に目立ちにくい透明のマウスピースを使う方法ということで、可能な限り周囲から矯正中とわからないように行いたい人にはどちらも適した方法です。

クリアアライナーとインビザラインの最大の違いは矯正可能な範囲の違いで、すべての歯の矯正が出来るインビザラインに対してクリアアライナーは基本的に前歯に特化した矯正となっています。
後者は目立つ部位を治すための方法と考えておく必要があります。
そのためマウスピースを使った方法ですべての歯の矯正を行いたいと考えている場合は、インビザラインを選択することが必須とも言えます。
費用の点では前歯のみの矯正となるクリアアライナーが極端に割安ということは無く、治療が長引いた場合にはクリアアライナーのほうがやや割高というケースもあると言われます。
クリアライナーにはインビザラインをしのぐメリットが幾つかあり、歯並びが目立つ前歯のみを矯正したい場合にはクリアアライナーを選ぶ人も増えて来ました。

クリアアライナーがインビザラインよりも選ばれやすいメリットの1つが審美性に優れている点です。
同じマウスピースでもインビザラインよりクリアアライナーのプレートのほうが薄い材質になっていることで、より目立ちにくい歯列矯正が可能ということで、おしゃれな人には最重要ポイントと言えます。
さらにすべてのマウスピースが米国で生産されているため、制作に約2ヶ月かかるとされるインビザラインに対して、国内生産のクリアアライナーは早くて10日・遅くても3週間ほどで出来上がることから矯正を早く開始することが可能です。
とは言え毎回型取りをする必要があり通院回数はインビザラインよりも多くなってしまうというデメリットがあります。

幾つかの違いはあるものの共通点の多いクリアアライナーとインビザラインは治療期間はケースバイケースという面があります。
費用の違いはマウスピースを幾つ使用したかで違って来るため、前歯の矯正が早めに完了した場合はクリアアライナーのほうがインビザラインよりも安く済むことになります。
食事の際などに取り外しが可能なマウスピース矯正はその点がメリットでもありますが、外している時間が長くなってしまうと矯正されかけていた歯が元に戻ろうとするためそのぶん長引いてしまうと言われます。
いずれにしても導入の際にはしっかり比較検討した上で、自分にとって最適な方法を選ぶことが大切です。